今回は日産 セレナ HC27にアンビエントファイバーを取り付けてみました。できるだけ簡単な取付方法をご紹介します。
まず、取付位置を決めていきます。
アンビエントファイバーはパネルとパネルの隙間にはめ込んで取り付けるので、適度な隙間を探します。今回の取付け場所の直線長さは約140㎝で、ファイバーを隠す部分(左右それぞれ50㎝)も考慮し全長240㎝としました。
※隠す部分は長めに設定する事をおすすめします
アンビエントファイバーはパネルとパネルの隙間にはめ込んで取り付けるので、適度な隙間を探します。今回の取付け場所の直線長さは約140㎝で、ファイバーを隠す部分(左右それぞれ50㎝)も考慮し全長240㎝としました。
※隠す部分は長めに設定する事をおすすめします
前項で測定した、隠す部分約50㎝のアンビエントファイバーのはめ込み部分(平らな部分)をハサミでカットしておきます。3㎜の発光部分に切り残しがあると、LED光源にはまりにくくなりますのでご注意ください。
加工したアンビエントファイバーをダッシュボードパネルの隙間にはめ込んでいきます。今回は助手席側から作業しておりますが、作業しやすい方からで大丈夫です。はまりが甘い(緩い)場合は、はめ込み部にスポンジテープを貼り付ける等の工夫をすると抜けにくくなります。
ナビ付近まではめ込んでみたところ、一部、奥まではまらない部分が出てきました。
パネルを開け確認すると、ダッシュボードパネルの一部に突起がありそこに干渉していたようです。干渉している部分をハサミでカットしたところ、ピタっとはまってくれました。
パネルが湾曲する部分は、そのままはめるとはめ込み部がたわんでしまい浮きの原因になります。その場合、パネルの湾曲部に合わせて写真のようにカットしてあげるとキレイにはまってくれます。
はめ込み部分に可動部(収納BOX等)がある場合は、可動部にアンビエントファイバーが干渉しないかどうかを確認しながら作業して下さい。
運転席の右端まで這わせたら、アンビエントファイバーをピラーガーニッシュとダッシュボードパネルの隙間にしっかり押し込みます。
(アクセサリー連動)
電源取り出しを簡単にするために、シガープラグを使ったやり方をご紹介します。電源プラグ 0.5sqコード 1536 [5658]を使って写真の部品を作っていきます。
今回は簡単に加工するためにカチマルコネクター [6352]を使用していきます。こちらの商品は、ラジオペンチ一つで配線同士が簡単に接続できる優れモノです。またこの後使用するカチマル分岐ターミナル [6353]を使えば配線の分岐も簡単にできます。
シガープラグの配線をカチマルコネクターに接続していきます。シガープラグの黒白配線が+側なのでカチマルコネクターの+側に挿入し、2本まとめてラジオペンチで挟み込みます。
カチマルコネクターの裏側に+の表記があります。
今回は運転席側・助手席側からそれぞれLED光源を設置しますので、カチマル分岐コネクターの2分岐タイプを使用します。先ほど取付けたカチマルコネクターを差し込みます。
LED光源側にもカチマルコネクターを取り付けます。
完成した配線がこちら。
LED光源の片側はカチマルコネクター同士を接続して配線を延長しています。また、このタイミングでLED光源が点灯するか動作チェ ックをしておきましょう。
LED光源の片側はカチマルコネクター同士を接続して配線を延長しています。また、このタイミングでLED光源が点灯するか動作チェ ックをしておきましょう。
グローブボックスを取り外します。
長い方のLED光源を運転席側に取り回します。
今回はエアコンユニットの裏側に隙間があり、簡単に通す事ができました。
事前に配置してあるアンビエントファイバーをLED光源に差し込みます。LED光源の側面に樹脂製プラスネジがあるので締めこみます。
※ネジを強く締め付けるとアンビエントファイバーが破損します
(軽く締めて抜けない程度でOK)
※ネジを強く締め付けるとアンビエントファイバーが破損します
(軽く締めて抜けない程度でOK)
ダッシュボードパネルの隙間を見つけ、裏側に配線していきます。この際に、ウェザーストリップ(ボディー側のドア回りに付いている黒いゴム)を外しておくと作業しやすくなります。
助手席側も同様にウェザーストリップを外し、LED光源とアンビエントファイバーを接続します。
配線をフロアマットの下に隠していきます。(助手席側)
運転席側の配線をフロアマットの下に隠していき、外したグローブボックスやウェザーストリップを戻せば完了です。
※配線を隠す際、ステアリングの回転部品やアクセル及びブレーキの作動に干渉しない場所を選んで下さい
※配線を隠す際、ステアリングの回転部品やアクセル及びブレーキの作動に干渉しない場所を選んで下さい
(イルミネーション連動)
車の目立たない部分から電源を取りたい場合の一例として、低背ヒューズ電源コネクター [6313]が使えます。
LED光源の配線被覆を1㎝程度剥きます。
電源側2本とアース側2本をそれぞれねじって束ねます。
※写真は電源側赤線
※写真は電源側赤線
電源側赤線にはオスのギボシ端子を取付け、アース側黒線にはクワガタ端子を取り付けます。
イルミネーションに連動させる為、スモールランプを点灯したときに通電するヒューズを探します。
低背ヒューズ電源コネクターをイルミネーションで通電するヒューズと入れ替えます。外したヒューズは低背ヒューズ電源コネクターに差し込みます。
低背ヒューズ電源コネクターのメスギボシとLED光源のオスギボシを接続します。
LED光源のクワガタ端子を車両の金属部分にボルト止めします。最後に外したグローブボックスやウェザーストリップを戻せば完了です。仕上がりはヒューズから電源を取る方がキレイです。見栄えを重視したい方は是非こちらにチャレンジしてみてください!!