デモカーリニューアル!!「サブバッテリーシステム」編
イルミスタのデモカーリニューアルの続編として、
今回はサブバッテリーシステムのコンパクト化についてお話ししていきます。
製作するにあたり…
①コンパクトにまとめる
②脱着可能構造にする
以上2点を最重要課題として製作します。
結論からお見せすると…
こんなに小さくなりました。棺桶卒業です。笑
インバーターを2000Wから1000Wへ変更はしたものの、基本的なシステムは変更しておりません。
2000Wと1000Wでは全然サイズ違いますけどね…
今回は二階建て構造にしてタイヤハウスの上にオーバーハングさせる事で
コンパクト化する事が出来ました。
~対応充電方法~
・ソーラー充電 100W×2
・走行充電
・外部AC電源充電
こちらが上段部分です。
1000Wにすることでかなりコンパクトに収まりました。
制御系は全て上段に集約。
下段はリン酸鉄リチウムイオンバッテリー2台と電源出力ポート用の配線類のみです。
上段が大きく一見バランスが悪そうにも見えますが、
バッテリーの重量のおかげでバッチリ安定しています。
ここまでが「コンパクト」の部分です。
次に「脱着可能構造」についてご紹介します。
容易に脱着可能にするためには…
・ソーラーパネルからの配線
・走行充電用の車両からの配線
・外部AC電源引き込み用の配線
上記3本の配線を容易に切断できる構造にする必要があります
ソーラーパネルからの配線はBOXの近くでカットして…
このMC4コネクターを追加する事で容易に切断が可能になります。
外部AC電源引き込み用の配線は…
純正100Vコンセントの下にコネクタを設置し、
外部のAC電源を使用する際に接続するだけの仕様にしました。
問題は走行充電用の配線なのですが…
悩んだ結果こちらを採用しました!
【ワンゲイン株式会社 マルチポールパワーコネクタ SA120B2-H】
配線の太さに合わせた設計になっており、今回は22sq用を使用。
耐電圧DC600V、定格電流100Aまでと安心のスペック。
脱着も容易なのでおススメ。
これにより「脱着可能構造」をクリアする事が出来ました。
片側跳ね上げフラットキットを取付けても問題なく使用可能!
乗り込む際の手前側スペースも広くなったので、
バイクなどの積み下ろしも容易になりました。
そしてなにより取り外せる最大のメリットとして…
荷室がちゃんと使える!!
これは大切なことであると考えております。
ベッドやサブバッテリー、キャンピング仕様など
色々カスタムできるという所がハイエースの特徴ではあるのですが…
荷室が荷室として使えなくなってしまうのは
なんだかもったいない気がしませんか?笑
という事で今回はサブバッテリーシステムのコンパクト化について
ご紹介させていただきました。
ご紹介した仕様は床も含めイルミスタにて製作可能です。
表面の仕上げや細かい仕様についてはお好みに合わせてお作りします。
是非お気軽にご相談ください。
それでは次回の記事でお会いしましょう♪
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↓前回の断熱や床張りについての記事はこちら↓